食育・給食について


今月の献立表

風がとても冷たくなり、季節はすっかり冬の装いです。今年も残すことあと1か月となりました。

空気も乾燥するので風邪をひかないように気を付けましょう。

冬は小松菜やほうれん草などの緑黄色野菜や大根やごぼうといった根菜類がおいしい季節です。

ビタミンも豊富に含まれているので、風邪予防のためにもしっかりと食べるようにしましょう。


12月9日(火)は「富山県」の郷土料理です

  • ぶり大根
  …富山湾では良質なぶりが多く採れることから、たくさんのぶり料理が生まれてきました。ぶり大根は冬にぴったりの郷土料理で、
   今では全国各地で食べられています。

  • よごし
     …「よごし」は、野菜を茹でて細かく切り、味噌で味付けした料理です。
  • 団子入りきのこ汁
     …富山県はきのこの名産地です。田んぼでとれたお米と、山の幸のきのこで作る汁物です。

おやつ
  • 塩昆布ごはん

     …富山県はとろろ昆布の消費量が日本一と言われています。保育園では塩昆布で代用します。富山県では定番のおにぎりです。


12月5日(金)は「ロシア」のおやつです

「シャルロートカ」は「ロシア」のりんごのケーキです。


冬至

12月22日は冬至です。一年の中で一番昼が短く、夜が長い日です。冬至には「ん」がつくものを食べると、運を呼び込めるといわれています。

かぼちゃは漢字で書くと「南瓜(なんきん)」です。ビタミンも豊富で風邪予防に効果的です。

保育園では「かぼちゃのいとこ煮」を作ります。しっかり食べて運を呼び込みましょう。


クリスマス

12月25日はクリスマスメニューです。子供たちに喜んでもらえるように、お給食は「米粉のから揚げ」、「ツリーサラダ」、「ミネストローネ」。

午後のおやつには、いちごのサンタさんをのせた「おたのしみケーキ」を作ります。

食育について

食育について

豊かな味覚を育てていきたいから

あすなろ若葉保育園では栄養士が献立を作成した自園完全給食です。


山形の契約農家から直送で送ってもらう、美味しいお米「つや姫」を主食としています。

新鮮な「生の野菜」と料理に合わせた「昆布だし」「かつおだし」「煮干しだし」を使って、副菜・汁物を調理しています。

月齢に応じた離乳食もすべて手作りです。

食器を通して、ごはんの温かさ・おかずの量感・質感、手にした時の重みを感じてほしく、軽い・割れないメラニン樹脂の食器ではなく、あえて強化磁器の食器を使用しています。

落としたり、乱暴に扱うと割れてしまう事を知って、物を大切に扱う心も育くまれていく事を願っています。

毎月献立に「郷土料理の日」「世界のおやつの日」を取り入れています。

昔から地域によって食べられてきた「ハレの日のごはん」を郷土料理として食べる事で自分たちが住んでいる日本という国を知ってもらい、世界のお友達が食べているおやつを通して色々な国がある事・世界は広い・大きいということを「食べる」という事を通して体感していってもらいたいと願っています。

今年は世界のおやつパスポートを作り、毎月食べるおやつの国の国旗、おやつの写真をパスポートに貼っています。

おやつパスポートのイメージ

食育

あすなろ若葉保育園では食育にも力を入れています。

自分たちがプランターで育てた野菜を使って、調理をしたり

先生と一緒にホットケーキも焼いたり

新米の時期になると、年長組さんは一人づつ担当でお米とぎをします。

お米をといで、お釜にお水を入れて、スイッチを押す所まで一人で行います。

炊きあがったピカピカに光るごはんでおにぎりも握ります。

ホットケーキ作り

世界のおやつ

新米お米とぎ

新米お米とぎ

新米お米とぎ

新米お米とぎ

年間目標

0歳児

  • 生活リズムを整え、安定した環境の中で食事をする。
  • 保育者への安心感を持った中で楽しく食べる。
  • ゆったりと落ち着いた雰囲気の中で、いろいろな食べ物を見る、触る、味わうという経験を通して、食べ物に興味を持つ。

1歳児

  • いろいろな食べ物を見たり、触れたり、食べたりすることで、食事に興味関心を持つ。
  • 自分で意欲的に食べようとする。

2歳児

  • いろいろな食材に触れ、喜んで食べる。
  • 食に興味関心を持ち、みんなと一緒に楽しく食べる。

3歳児

  • 自分の体に必要な食品を知り、食材の名前や味に親しむ。
  • 様々な人と一緒に食べる楽しさを味わい、箸の持ち方や姿勢などのマナーを守って食事をする。

4歳児

  • 食のマナーを身につけ、身近な人と一緒に食べる楽しさを味わう。
  • 野菜の栽培や収穫を通して、食と命に関心を持つ。

5歳児

  • 栄養・バランスの良い食事が健康な体を作ることを知り、基本的な習慣や態度を身につける。
  • 野菜の栽培や収穫、食事などを通して食べ物の大切さを知り、命の大切さと感謝する気持ちを持つ。


主な活動

4~6月
野菜を育てる / ひらがな献立表(1年を通して) / 全国郷土料理(月1回1年を通して) / 世界の料理(月1回1年を通して) / そら豆の皮むき / わかめ戻し

7~9月
とうもろこしの皮むき / 白玉団子づくり  / カレーづくり(お泊り保育) / 野菜の収穫(収穫した野菜を食べる)

9~12月
新米でおにぎりづくり / だしの飲み比べ / お芋ほり

1~3月
お餅つき / クッキーづくり

アレルギーについて

主治医によるアレルギー対応食指示書に基づき、アレルギー対応の別メニューを用意します。保護者の方、看護師、栄養士とが話し合いを重ね、安心して給食を食べてもらえるように、そしてお子様には安全な給食を楽しんで食べてもらえるようにしています。


離乳食について

個々のお子様の発達段階に合わせた離乳食を提供いたします。ご家庭で食べた食材を使って離乳食を作ります。保護者の方、保育士、栄養士が話し合いながら進めていきます。