社会福祉法人若葉会は昭和53年に設立し、まもなく50年を迎えます。同年に旧大宮市（現さいたま市）で社会福祉法人立保育園の先駆けとなる「あすなろ保育園」を開設して以来、長い年月を地域と共に歩み、この間、平成16年からの「さいたま市子育て支援センターおおみや」の運営、平成29年の姉妹園「あすなろ若葉保育園」の開設など、広く社会福祉法人としての役割を担って参りました。
この年月は、地域や保護者の皆様から頂いたご理解と信頼の積み重ねの年月であることに感謝し、また、ここに集う子どもたちひとりひとりが、掛け替えのない存在として成長していくための日々の歩みであることを思い、気持ちを新たにするものです。

私たちは、「しなやかに生きる力を培う」ことを保育方針としています。一人ひとりの可能性を最大限に発揮できる子ども、生き物や自然を大切にする子ども、健康な心身の宿る子どもを保育目標に、日々歩んでいます。私たちが日々の保育の中で目指す「しなやかさ」とは、生涯に亘って、自分や他者の多様な生き方や考え方、存在を認め合う柔軟な心であり、困難に直面しても粘り強く最後まであきらめない心です。子どもたちは、よりよい未来を築く、大きな可能性を秘めた存在です。これからの時代にあって、子ども一人一人が、思いやる心と逞しさを持ったしなやかな人に育ってほしいと願っています。
私たちは、これからも、これまで半世紀の歩みの中で培ってきたものを大切に、更に時代の新しいニーズに応えて、地域の子育てや子どもの成長を支える大きな力になっていきたいと思います。

社会福祉法人若葉会
理事長　井上　義則

保護者のみなさまとの信頼関係をもとに、一緒に子どもを育てていくという基本に立って、子ども達一人ひとりの個性を大切にした安全で快適な保育プログラムに取り組んでいます。